『サンガジャパン』継続支援についてのお願い
2010年刊行した『サンガジャパン』ですが、出版不況等による売上低迷もあり、結果として赤字となる号も多く、経営上は難しい雑誌でもあります。
当初は年4回刊行の季刊誌だったのですが、2014年には年3回へ、2020年からは年2回へと刊行ペースを落としながら、なんとか継続しています。
なぜ収支の合わない雑誌を、私たちは廃刊することなく継続してきたのでしょうか?
大きな理由は、「出会いと広がりが生まれる」からです。
一例をあげれば、書籍『宮崎哲弥 仏教教理問答』は『サンガジャパン』から誕生しました。著名な評論家・宮崎哲弥氏と仏教者との連続対談が誌面で始まり、時代を画すような多くの議論が生まれ、それがまとまり1冊の書籍になりました。『サンガジャパン』がなければ、生まれなかった企画です。
また、書籍として成立するかどうか分からない切り口も、『サンガジャパン』でならチャレンジして記事を制作し、読者の皆様にお届けすることができます。各号の特集テーマと仏教をかけ合わせた記事は、ブッダの教えの新しい価値を発掘する試みです。そしてその中においても、新しい著者との縁が生まれ、広がりも生まれています。
このような『サンガジャパン』は、「現代において、仏教は何ができるのか?」を探る実験台としての役割を担っているのではないかと考えています。
その役割が、日本の皆さん、または世界の人類のため、仏教的な言い方をするなら一切の衆生、生きとし生けるものの幸福のために寄与できれば、これに勝る喜びはありません。
サンガの創業者・島影透は、2020年7月23日に急逝しました。
サンガの先頭に立ち、強いリーダーシップで指揮をとってきた島影を突然失った悲しみは大きく、社員一同、この困難をどのように乗り越えればよいのか途方に暮れました。
しかし、私たちには、お釈迦様の教えを生きるための礎とし、サンガの活動に期待して待ってくれている読者の皆様がいます。
チャレンジ精神あふれる創業者・島影の遺志を引き継ぐ意味でも、『サンガジャパン』を継続していきたいと考えています。
そして、サンガの出版活動を継続していくためには、皆様からのご支援が大きな支えとなります。
『サンガジャパン』ならではのスタイルで、お釈迦様の教えをしっかりと日本に広げていくために、出版社サンガおよび、「サンガジャパンオンライン」の活動にご協力いただける方は、以下からご支援をお願いいたします。
①【法人向け】「広告出稿」「スポンサー」のお願い
雑誌『サンガジャパン』、および情報サイト「サンガジャパンオンライン」は現在、資金を提供いただいているスポンサー企業はおりません。特に「サンガジャパンオンライン」は無料の情報サイトとなっておりますので、単体では収益の上がらない情報サービスとなっております。
そこで、広告出稿やスポンサー企業としてご支援していただける方は、info@samgha.co.jp まで「広告希望」「スポンサー希望」とタイトルをつけてご連絡をいただけると幸いです。
②【個人向け】「OFUSE™(オフセ)」での支援のお願い
OFUSE™(オフセ)はクリエイターへの「ありがとう」の気持ちを、1文字2円で送れるファンレターサービスです。メッセージの文字がそのまま、お布施の金額として変換されます。
③【個人向け】「銀行口座」へのお振込みでの支援のお願い
支援金をお寄せいただける場合は、以下の銀行口座にお振込みいただけると幸いです。また、よろしければ、info@samgha.co.jp までご一報いただけると助かります。
<ゆうちょ銀行の口座からお振込みする場合>
記号 18170
番号 27523421
名義 株式会社サンガ
<ゆうちょ銀行以外の金融機関の口座からお振込みする場合>
銀行名 ゆうちょ
店番 818
普通 2752342
名義 株式会社サンガ